2016年1月6日水曜日

高雄の日本蕎麦料理屋・鐘庵

台湾高雄は、日本統治時代に日本人が多く住み着いたと想像できる地域kがありあます。
高雄港へ流れ入る愛河という、何ともロマンチックな河が市内をな流れています。その愛河の最下流域にかかる橋を五福三路-五福四路が通っております。西に河を渡ると、町並みが少々変わります。
この地域の看板が、他の地域と異なるのは、看板です。 コテコテの台湾スタイルの看板は歩道や車道までせり出して、横から見ると、折り重なったように見えるのが普通です。
その鬱陶しい光景があまりありません。
壽山の下の街には、桶屋が数軒あり、かっての日本人の職人街であったかのような風情にも出会える、kazanのお気に入りの、旧高雄港埠頭ゾーンです。
現在も地下鉄の駅で言えば、鹽埕埔站~西子灣站の一帯ということになります。
鹽埕埔站と愛河の橋の間にあるのが日本そばレストラン・料理店「鐘庵」です。
店の雰囲気は、ほとんど日本の東京風のそば料理店といった店構えです。


偶然出会った蕎麦屋さんですが、日本人が経営しているのか思うくらい、kazanにはシックリきました。 しかも天ぷらの揚げ方が綺麗です。 台湾人の女性料理人が調理しているようですが、中々ものもです。

つゆの味は、関東風よりも少々薄めですが、日本で食べるのと遜色はありません。

日本から来た友人を案内下時が初めてでしたが、正直感動しました。

値段は東京のビジネス街の蕎麦屋の1.3~4倍ですが、土地柄を考えれば、感覚的に安い方だと思います。

台湾では、日本人のうまい味のラーメン屋さんが時折出店しますが、3ヶ月~半年で味が変わり、閉店します。
原因は、日本人が調理しているうちは、味がキープされているのですが、一通り教えて、オーナーは帰国すると、台湾人の口うるさい客が能書きをタレ始めます。
「味が薄い」「味が濃い」「ダシが効いていない」「スープが熱すぎる」「etc.」.
作るほうが完全に舞い上がってしまい、終いにはとんでもないコテコテ台湾風日本ラーメンに変身し、客足が遠のきます。

この鐘庵は、いつまでもこの味とスタイルを保って欲しいと願うお店の一軒です。

鐘庵ウエブサイト http://www.ocean-harmony.com/bt.php?bid=15

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