2015年10月28日水曜日

高雄で聞いた「いちご白書」をもういちど

熱帯高雄の夜は爽やかさがあるものの、服装はまだ夏モードです。 昨日の夕食後に、ジーンズで、30分ばかり外出して寝酒用のいつものウイスキーを買いに行ったのですが、汗ばんでしまい、相変わらず帰りしなのシャワーです

早速シャワー上がりにオンザロックで、喉を冷やして、テラビをONにすると、普段はあまり見ない「NHK歌謡コンサート」です。 そう言えば、先週は「失恋ソング」特集で、珍しく興味深く全部をみて、菅原洋一の「今日でお別れ」にハイになったkazanですが、昨日は「名作シネマ あの歌とともに」でしたので、しっかり合わせて熱唱です。

懐かしいですね、「有楽町で逢いましょう」「俺は待ってるぜ」は特に。 50年くらい前のご幼少時代が海馬から蘇りました。 夏休みかなんかで、父方の親類がいた田舎の港町にしばらく滞在した頃です。 いとこが夜に近所の「港劇場」へ誘ってくれました。

当時は文部省推薦の映画しか見せてくれなかった父親がいないことをいいことに、見に行ったのが、「俺は待ってるぜ」。 二本立ての間に見た予告編が「有楽町で逢いましょう」。 カラー映画の予告編が、田舎町の色彩感のないモノクロ空間に鮮やかに、フランク永井の歌と一緒に広がるいっときは、衝撃的で、映画の予告編といえばいまだに「有楽町で逢いましょう」が心的外傷無しに常に鮮やかにフラッシュバックするkazanです。

そして出てきました、ばんばひろふみ の「いちご白書」をもういちど。

フォークシンガー・ばんばひろふみの年輪を経た表情に複雑な思いで、聞き入りました。 ♫授業を抜け出して二人で出かけた~♫のフレーズでは、今はなき渋谷東急名画座が蘇ります。 

涙目 

思い出にドップリ浸り、氷がとけグラスのウイスキーは少々塩味がしてました。 




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